正直不動産#2〜感想

宅建

正直不動産は、山Pと市原隼人がかっこいいだけのドラマではない。

見終わった後に、とてもスッキリするドラマだ。

おおまかな流れは、無知なお客さんが複雑な不動産の契約を不利な条件でしてしまいそうになるが、嘘が付けなくなった山P扮する永瀬が正直に話してしまいそれを逃れると言うお話し。

正直不動産が人気の理由

正直不動産が人気の理由は、多くの人が無知な為に納得のいかない物を買ってしまったり、会社の朝礼や会議に無駄だなーと思いながら参加したり、訳のわからぬまま税金をとられたり、損してるなーと思いながらどうしたらいいのか解らないままモヤモヤしながら生きていて、

たがら、ドラマの中のお客さんが救われると、自分も救われたような気持ちになって感情移入するんじゃないかなぁと思う。みんな日常に不満があり、健全な世の中を求めているんだと思う。

カスタマーファーストが全てなのか?

会社の経営(経済活動の全て)は、お客さんを喜ばせてお金を貰う事。そこに不信感を持たせてしまう会社は、経営が不健全(下手)であり、そこに悪意がある場合はブラック企業(詐欺)である。

かと言って、企業がお客さんの事ばかり考えて儲けを得る事が出来なければ、良い商品、サービスを開発する為に回す資金を調達できなくなる。従業員のお給料を上げる事が出来なければ、従業員のモチベーションを下げてしまう。従業員の教育にお金を回せなければ、人が育たない。

結果、私達は良い商品が買えなくなり、良いサービスを受けられなくなる。消費意欲が下がって、景気が悪くなってしまうと言うこれも避けたい状況になってしまう。

成長する企業は、やはりそのバランスが上手くいっていてお客さんと企業の関係がWIN-WINになっている。

でも、最初に戻るがそこには誠意がなくてはならない。

また、消費者の私達も良い商品、良いサービスを見極め、お金を払う事で良い企業に投資をし将来的にもっと良い商品、もっと良いサービスを手にする事が出来るようになるという視点を持ちたい。

まとめ

2話は、お客さんとオーナーさんと会社の3者の利害関係にスポットを当てたお話。市原隼人扮する桐山は、おそらく1番理想的な社員だ。手に負えなくなったお客さんを山P扮する永瀬に押し付けたのだが、嘘を付けなくなった永瀬だったら上手くやってくれると思ったのではないかと思った。

WIN-WINが理想だが、個人的には、弱者に優しい世の中にであって欲しい。

おまけ

冒頭の小沢真珠さんの登場はクロサギつながりだったんですね。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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