断捨離に取り組んでいるけれど、行き詰ってきた方!
ミニマリストを目指しているけど、スランプになってきた方!
とにかく片付けたいけれど、なかなか捨てられない方!
当ブログでは、私が読んだおすすめのお片付けに関する本をご紹介しますので、宜しければご覧下さい!
今回は、金嶽 宗信(かねたけ そうしん)さんの著書【~禅的~持たない生き方】という本を、ご紹介させて頂きます。
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著者の金嶽 宗信さんはどんな人?
12歳で出家して禅の道に入られた、禅寺の住職さんです。
現在は、NHKの大河ドラマの仏事監修や指導等をされている方です。
10歳の時に一休さんの本を読んだのをきっかけに、小学校を出た12歳から出家をされたそうです。
ホームシックになったり、遊びたい盛りには仏門に入った事を後悔された事もあったそうですが、
辞めなかったのは【自分で選んだ道】だったからと、おっしゃています。
子供の頃は出家後もお寺から学校に通い、大学卒業後もお寺に戻り32歳まで22年間修行をされてこられたそうです。
中級者~上級者さんにおすすめ!
本書は、タイトルからも感じられる通り、【持たない】こと追及する本のため、
もちろん片付けがうんぬんというお話ではありません。
物だけでなく、感情や人間関係などいろいろな事に対する執着を手放したいけれど、どうしたらよいのだろう?
何かヒントがないか?と日々、考えている人にとてもおすすめの本です。
悩みの原因は、物が増えすぎている事にある?
本書では、現代人は物がたくさん増えすぎていて、不自由になっている人が多いのではないか?と問題定義されています。
食事も少ない方が健康にいいし、選択肢も少ない方が、選択で悩む事も少なくなる。
まったくです。
私自身も、食事は何を食べようと悩み、ほかの人が持っているものがうらやましいと思い悩む事も少なくありません。
本書で著者の金嶽さんは、本来人間は物がない方が心豊かに過ごせると、主張されています。
20年間の修行で得たもの
著者の金嶽さんは、20年間もの期間お寺で修行をされてきました。
そのお寺の修行の様子も本書に紹介されてあります。
この修行時代の経験により、どんなことがあっても生きていける、現在も常に自制心を持って生きていけると主張されています。
修行は、いかに自分に厳しくなれるのかを身に付ける過程。
むしろ、自分に厳しくする方が生きるのは楽だと主張されています。
そうですよね、、、
校則がなかったら、、、、
親にしかられなかったら、、、
自分一人で、自制しながら、勉強し、進学し、就職することができたのか?
また、校則や親から離れた今、自制できているのか?
いろいろなものに対して、執着し心乱され、妥協して生きているのではないか?
という事を考えさせられました。
本書で伝えたいことは”ある程度の制約の中で生きる方が【楽】”だということだそうです。
考え方や生活スタイルを見直すきっかけとなる本
まとめですが、本書は具体的に生活の中で持ち物や食生活、買い物のしかたや人間関係等を見直すヒントがたくさん書かれている本でした。
ご興味のある方は、ぜひ本書をお手にとってチェックしてみてください。
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